風鈴で世界につながれ!支援の輪
2011年7月19~20日、板前寿司グループを代表して、中村社長、月木執行役員、企画室山口の3名で岩手、宮城を訪れました。
今回購入する予定になっている風鈴を製造する「南部鉄器」工房(株)岩鋳の視察、及び被災地の小学校に義援金を直接届けに行ってきました。 また小学校ではそのお返しとして子供達から「夢と希望」の短冊を受け取り、それを海外や東京の店舗に設置し、出来る限り多くの方々に見てもらう事で支援の輪を広げる約束をして来ました。
下記がその詳細です。
プレスリリースはこちら
(pdfが別ウィンドウで開きます)
東京駅発
盛岡駅着
レンタカーを借りて「南部鉄器」工房
(株)岩鋳へ。
江戸時代から続く伝統工芸「南部鉄器」は盛岡近辺が鉄の埋蔵量が多かったことが発展の理由だそう。
今では世界から注目を集め、国内需要が落ち込む分、海外への販売に期待しているとのこと。
ところで、伝統工芸士って国家資格だと御存知でしたか?
若手の伝統工芸士、八重樫さんから「100年間毎日使い続ける事が出来る急須」と聞き、「絶対に世界に広げるべき技術だ」と 応援の意味で、個人的に急須を1つ購入させて頂きました。
今回いろいろ選択肢がある中で「せっかく世界の人々に聞いてもらうなら、この南部鉄器風鈴にして良かった」とホッとした。
いよいよ小学校へ。全校生徒が200名と高台の小さな学校。
校庭には仮設住宅が設置され、普通ではない光景に少し不安が。
中庭から元気な子供達の声が聞こえて少し安堵しつつも、これまで店舗で集めてくれた義援金を直接渡しに行くことに、やや緊張。
穏やかな声で対応してくださったのは宮崎教頭先生。
先生「世界中から多くの皆様に支援していただき感謝している。 普段学校では明るいが夜泣きをする子もいる。 どんな風に成長していくかが不安だが見守るしかない。」と...。
お返しに子供達の「夢と希望」が書かれた100名分の子供たちの短冊を受け取ることが出来ました。 黒板に書かれた予定表に「すしジャパン」の文字を見た瞬間、スタッフ全員がうるっと。
弊社のお取引様である(株)カネダイとは4年間のお付き合い。
震災以来、連絡は取り合っていたもののタイミングが分からず、今回、震災後やっと再訪する事が出来た。
20ヶ所もあった(株)カネダイの事業所は津波ですべて被災。高台の小さな事務所で事業を再開していた。
パソコンはもちろんのこと、顧客データ、在庫表、取引実績、売掛金などすべてを失ってしまったことで、震災後すぐに東京築地に仮の事務所を開設し、お取引様からデータをもらって事業を再スタートさせたと。
かつての事務所があった場所に案内されたが、その光景を目の当たりにして言葉を失った。 半年前に訪れた時のそれとはまるで別世界。 すべてが消滅していたのだ。 「一体ここで何があったのか...」分かっていたつもりでも、事の重大さ、深刻さ、非情さに直面し、動揺を隠せずにいた。
その後、弊社を担当してくれている熊谷さんと移動中に「あっ!俺の車があそこに!」と被災後、捜索しても見つからなかった自分の車を偶然にも発見したが、車は見るも無残な姿に...。
しかし、その顔は意外にも明るい表情でホッとしたが、被災地で生きる強さを実感した瞬間だった。
(株)カネダイの従業員の皆様とご家族の方々にも、今回の企画をご説明し協力していただけることになった。 本当にありがとうございました。
その後、気仙沼市の4つの小学校を巡り、義援金を渡し、423枚の短冊を預かる事が出来ました。
- 気仙沼市立小原木小学校(児童数58名)
- 気仙沼市立浦島小学校(児童数13名)
- 気仙沼市立気仙沼小学校(児童数250名)
- 気仙沼市立階上小学校(児童数243名)
受け取った短冊数の詳細
- 大船渡市立末崎小学校 100枚
- (株)カネダイ 38枚
- 気仙沼市立小原木小学校 100枚
- 気仙沼市立浦島小学校 13枚
- 気仙沼市立気仙沼小学校 60枚
- 気仙沼市立階上小学校 250枚
- (株)板前寿司ジャパン従業員と家族 104枚
- 一般のお客様 315枚
- 合計 980枚
各店舗に設置する風鈴の数
- 香港・中国店舗(合計46店舗)各10個×46=460個
- シンガポール店舗(合計3店舗)各10個×3=30個
- 日本店舗(合計5店舗)
- 赤坂店 150個
- 銀座コリドー店
- 銀座ウォータータワー店
- 愛宕店
- 六本木店
- 合計980枚
2011年8月1日(月)より9月22日(木)まで全店にて今回預かってきた短冊を風鈴に付けて設置致しますので、 是非店舗に足を運んでいただき、一人でも多くの方々に復興支援の輪を広げていただきたいと存じます。 尚、板前寿司のメニューに「復興支援食材」を継続的に使用しますので、ご利用ください。
店内の風鈴
