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■終わりに

今回たった三日間の出張でしたが、この三日間を過ごすまでに色々な葛藤がありました。 今回の震災の恐ろしさを理解していなかったこと、メディアでの情報を信じてしまっていたこと。 そして何よりも私が普通に生活をしていたこと。 東京という日本の中心部で働いて、いきなり「応援します」なんて言ったら何様かと思われるのではないかと今回の企画をやるにあたって不安ばかりで逃げ腰になっていました。 ただ、中村社長が「今、日本国民がやらねばいけないことで、僕達がやるんだ」という一言から、弊社の東北支援プロジェクトが立ち上がりました。 まず初めに、各店舗に募金箱を設置し、名札も復興支援に対するメッセージに変え、積極的に復興支援食材やお酒を取り入れました。
またランチメニューも新しく商品を変え、売上高5%を義援金に寄付、また赤坂プリンスホテルに避難されている方を無料招待して少しでも美味しいものを食べて頂くという形で様々なプロジェクトを行なってきました。 そして、今回募金箱で集まったお金をどのようにして届けるのがベストか考え、結果、これからの世代を作っていく子供達に光を差し伸べてあげたいという気持ちから直接、御見舞金として支援をすることにしました。 そしてただ支援するだけでなく、岩手県・宮城県を活性化する為にも岩手県の伝統工芸品である「南部鉄器」を生かした企画で子供達の夢と希望を皆に伝えようと、今回のプロジェクトが始動致しました。
今は原発問題がメディアを騒がせていますが、本来は原発よりも被災地の復興を第一に考えるべきではないかと思います。 震災から四カ月たった今も前に比べ良くはなっているものの、被災地は何も変わっておらず、今はまだ皆さんが復興支援という形で注目しているかと思いますが、半年・一年経った時にそれが消えてしまうのではないかと思い、皆様にお伝え致しました。

子供たち 子供たち

今回、いくつかの小学校を訪問しました。 子供達も一生懸命に遅れた授業を取り戻す為に勉強しています。 中にはお友達を亡くされた小学校もあり、子供ながらに辛い状況を乗り越えようとしています。 子供達の素直な心を生かせるように私達が手をさしのべてあげましょう。 また希望をもって頑張っている人を全力で応援しましょう。 多くの人が職を失くし、また一から歩み出そうとしている、失った会社を早く取り戻そうと皆が一生懸命に今を生きています。

子供たち 子供たち 子供たち

何度も言いますが復興支援はこれからです。 これからも私たち、株式会社板前寿司ジャパンは被災された東北を応援し続けます。 そして皆さんにも末長くお付き合い・ご支援していただければと思います。

2011年7月29日
山口琴奈

復興の芽