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当日はあいにくの雨...。
仙台駅に到着し、車をチャーターして、いざ石巻市へ。
石巻には弊社がお取扱いしている日本酒「日高見」の酒蔵が所在しており、今回初めて平孝酒造の代表取締役、平井孝浩社長とご対面致しました。噂では聞いておりましたが、お若いうえに酒蔵の社長とは思えないほどクールで紳士的な方でした。そしてモノづくりにこだわる職人だからこそ熱い思いをもった社長という印象を抱きました。なんと!平井社長は大のお寿司好きで、"寿司おやじ"と呼ばれるほど寿司通として有名な方で、知識不足な私は平井社長から寿司について色々と教わる始末でした。

震災直後、酒蔵にダメもとで足を運び今季の酒造りは不可能だと悟った平井社長。しかし奇跡的にもろみ15~16本があったことで「このもろみで何かできないだろうか」と思いつき、できたのが"希望の光"という日本酒でした。タイプは異なるが、廃棄するより何かに変えて被災者だけれども何かできないかという心理からこのお酒が生まれたと話す。当初はこのお酒を販売することで時間が経つにつれて偽善者のような気がして、みんな忘れていくのではないかと葛藤があったという。しかし地元の方からの温かい見守り、ぜひ販売してほしい、待っている方がいたから販売決心をし、そして"希望の光"が誕生。嬉しい事に多くの方にご支援いただいた反面、お客様の顔がわからないがゆえにお礼ができないという事態になり、そこで今度はこちらからお礼として12月に"お礼の手紙"という日本酒を提供する予定。そしていつまでも震災の事を引きずるのではなく、「平孝酒造」が次のステップに進むため、これを機に終わりにしたいと話してくれた。
今後の平孝酒造「日高見」は自分がどういう酒を造りたいのか、蔵元が求める酒造りに集中し、魚にあう日本酒、寿司にあう日本酒を追及していくと強く語ってくれた。

余談ですが、寿司好きな平井社長だからここまでこだわる酒造りの裏側も語ってくださいました。なぜ、寿司に日本酒があうのか?みなさんご存じですか?

醤油に含まれるグルタミン酸、シャリに含まれる酢酸と一緒に、日本酒のコハク酸を摂取することで相乗効果があがり寿司を一番おいしく召し上がれるとの事。

そして「日高見」は赤魚、青魚に合う酒造りを追及し、寿司に合う日本酒造りに励んでいる。飲み方にもこだわりがあり、シャリの温度によって日本酒の温度を変えて飲むのがベストという。そんな酒蔵は滅多にないだろう。

日高見 平孝酒造にて 日高見 平孝酒造にて 震災後、補強した酒蔵を見学。
日高見 平孝酒造にて 日高見 平孝酒造にて

 

以前、お伝えした水産加工物を営む株式会社カネダイさんから嬉しい朗報!
【復興 屋台村☆気仙沼横丁 開店!!】
津波で家が流され、店も包丁も流され、だけど「腕」はある。そんな店主たちが再起をかけて屋台村"をオープンさせ、立派な店構えではなく、プレハブからのスタート。
その中に前回ご訪問させていただいたカネダイさんが「本丸ずわいがに」の販売をするという事で訪問致しました。

~飲食店「カニ物語」~

飲食店「カニ物語」 飲食店「カニ物語」 飲食店「カニ物語」

 

 

 

【夜の気仙沼】

ゴーストタウンというのが適切なのかはわかりませんが、街中の街灯が消え、静かに流れる港近辺の海の音...。