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こだわりの本まぐろ トップ画像

「まぐろ」は寿司屋にとって命のネタであり、その「まぐろ」の善し悪しが店を決めると言えるでしょう。 当グループは、どんな老舗高級店にも、どんなチェーン店にも負けない「まぐろ」に対して徹底したこだわりがあります。 その言葉通り創業して以来4年連続で、東京築地の初競りにて最高値のまぐろを購入しています。 4年目の2011年は、それまで「抜くことは出来ない」と言われていた世田谷「入船」が記録していた2000万円/1本を、遥かに超えて史上最高値3249万円/1本(北海道戸井産342Kg)@95,000円/Kgで落札し、周囲や市場関係者をあっと驚かせました。

その「まぐろ」にこだわる理由は何故か...。
それは、日本食材は世界で正しく評価されるべきと考えているからです。

日本産の果物や野菜は世界で大変な人気ですが、マーケティング次第では私が知る限り生産者が儲からない仕組みになっている現実があります。 青森県産りんご(世界一)は1000円/個で飛ぶように売れますが、長野県産りんご(ジョナゴールドや王林)は日本の需要期(お盆過ぎ)を狙って安くたたかれます。 北海道産とうもろこし(味来コーン)は400~500円/本でも人気ですが、山梨県産とうもろこし(ゴールドラッシュ)は200円/本でも売れません。

寿司は今や日本の鮨文化から世界のSUSHI文化へと進化しています。 日本食材は今こそ、世界トップレベルでのブランディング化をするべきと考えています。 一部の市場関係者から「日本人がまぐろを食べられなくなる!」などと危惧する人がいますが、本当にそうでしょうか? 素晴らしい素材を日本人だけが評価していたらどうなるかご存知でしょうか。 人口が少ない&景気が悪い→安値で取引される→燃料代やメンテナンス不良→漁業離れ→消費者の魚離れ→漁業衰退の一途。 フランスの5大シャトーやロマネコンティなどの高級ワインがそうであるように、世界中の富裕層はそれらを高く評価し、生産者はその価値に匹敵する報酬を手に入れています。 高級ワイン同様に、日本食材は世界で正しく評価されるべきで、私達はその役割を果たさねばなりません。
日本もいずれTPPに参加し自由貿易となるまでに、日本技術は世界で価値相応の評価を受けなければなりません。

工業製品がそうであったように、日本食材をブランド化することが、私達日本人が世界で力強く、そしてスマートに生き残る道だと考えています。